「加齢黄斑変性」という病気について

男性に多い

あまり聞き慣れないかもしれませんが、加齢黄斑変性とうい病気が存在しています。
これはもともと欧米で患者が多かったのですが、最近は日本人でも発症しているケースがあります。
網膜には黄斑という部分があるのですが、この機能が加齢によって損なわれてしまうのです。

黄斑は網膜の中心部に位置している小さい組織なのですが、とても重要な部分です。
ここに障害が起きてしまうと、視力が低下してしまったり、物がゆがんで見えるようになります。
加齢黄斑変性によって失明してしまうこともあり、欧米では失明の原因の1位となっています。

一般的には50代からみられる病気であり、高齢になるほど発症しやすくなります。
患者の数については75歳を超えると急激に増加するようになり、男性の方が発症しやすいです。
数で比較すると患者は男性の方が女性の3倍いるとされています。

日本ではあまり例のない病気だったのですが、高齢化が進行していて、食生活が欧米に近くなってきたこともあって、日本人の中にも患者が増えるようになりました。
2007年には50歳以上の80人に1人がこの病気にかかっています。

加齢黄斑変性を予防する

加齢黄斑変性は基本的に高齢者の男性がなりやすいため、注意してください。
加齢黄斑変性のリスクを高める因子として指摘されているのが喫煙です。
煙草を長く吸ってきた人ほど加齢黄斑変性になりやすく、発症率は吸わない人と比較すると4倍から5倍にもなるのです。

加齢黄斑変性の予防をしたいならば、今すぐ煙草を吸うことをやめるべきでしょう。
最近では遺伝的な影響も指摘されているため、家族に加齢黄斑変性の人がいるなら注意しましょう。
仕事で太陽を長時間浴びている人や肥満の人も加齢黄斑変性になりやすいというデータがあります。

加齢黄斑変性は気がついたときにはすえにかなり進行していることが多いです。
まず、定期的に眼科で検査を受けるようにして、早めに発見できるような状態にしましょう。
生活習慣を見直して、煙草を吸わないようにしたり、食べ過ぎに気をつけてください。

太陽光を強く浴びるような場合にはきちんとサングラスや帽子などを使いましょう。
普段の食事では特に野菜や果物をバランスよく食べるようにして豊富な栄養を摂取しましょう。
加齢黄斑変性の予防に効果があるとされている栄養は野菜や果物に豊富に含まれています。

加齢黄斑変性という病気があることを認識して、早い段階で予防を始めましょう。
この病気になってしまってからではもう手遅れとなっている可能性もあるのです。

これからはさらに患者の数が増えていくことが予想されています。
日本人にとって珍しい病気ではなくなるのです。