老後資金はどのくらい準備すべき?

老後を楽観視してる人が多い

老後の生活について考える際にはお金の問題についてじっくりと計画しておくべきでしょう。
もちろん、年金をもらうことができるのですが、それだけでは最低限の生活を送ることしかできません。
しかも、これからは年金の額を減らされてしまう可能性もあるため辛い状況となります。

できるだけ節約しながら細々と生活するにしても、老後にある程度の資金を準備しておくことは必要でしょう。
しかし、老後にどれくらいのお金が必要となるのかについてはいろいろな意見があります。
とあるアンケートによると、老後資金として3000万円が必要になると考えている方が多いようです。

ただし、実際に準備している額としては600万円程度となっているため、資金準備が上手く進んでいない方が多いです。
ただし、その理由としては多くの人は老後の生活をかなり楽観視しているようです。

生活水準は退職前の5割程度になると考えている人が多く、そのために、真剣に老後資金を準備していない人が多いのです。
けれども、一般的には老後の生活というのは現役時代の7割から8割の生活費がかかると考えるべきであり、生活水準が半分になるというのはかなり楽観的すぎる見方といえます。

実際に必要な資金

では実際に老後に必要な資金はどれくらいかというと、65歳から80歳までに1700万円は必要であるとされています。
これは一般的に考えられている3000万円と比べるとかなり低い数字となっています。
この3000万円という数字は60歳に定年退職すると過程されたものなのです。

2013年に日本では改正高年齢者雇用安定法という法律が施行されて、これによって企業は65歳まで継続雇用を続けることを義務付けました。
したがって、現在ではリタイアする年齢は基本的に65歳となっているのです。
これによって、60歳から65歳になるまでの間は老後とはいえなくなり、その分の資金は必要なくなるでしょう。

また、これからはどんどん定年退職となる年齢が上がっていくとされています。
たとえば、70歳まで働き続けることができるなら、老後資金はさらに抑えることができるでしょう。
ひょっとしたら生涯現役として働き続けることも可能な時代がやって来るかもしれないのです。

日本はこれからどんどん人口が減少していき、高齢化が進んでいくため、若者だけが働いていたのでは経済が成り立たないという意見もあります。
基本的に日本の高齢者は元気な人が多くて、まだまだ働けるのに定年退職させられるというケースも多いです。

今後は働き方が変わるために、それにともなって老後資金の考え方も変化していくでしょう。